こんにちは、Kurochuです( ^ω^ )
この記事では、
東証一部に上場しているゆうちょ銀行(7182)の
業績・株価・配当金・利回り・権利確定日
などについて最新情報をまとめています。
会社概要
大手町プレイス
株式会社ゆうちょ銀行(ゆうちょぎんこう、英称:Japan Post Bank Co., Ltd.)は、東京都千代田区大手町に本社、丸の内に本店窓口を置いている元国有銀行です。
愛称は「JP ゆうちょ銀行」(英通称はJP BANK)であり、コーポレートカラーとして「ゆうちょグリーン」を採用しています。
歴史・沿革
会社創業期
ゆうちょ銀行の創業は、2006年にまで遡ります。
小泉純一郎内閣の下、郵政民営化関連6法が公布され、郵政民営化の準備が開始されます。それに伴い、2006年(平成18年)9月1日に準備会社として「株式会社ゆうちょ」が創立。翌2007年(平成19年)10月1日に「株式会社ゆうちょ銀行」に商号が変更され、正式に発足します。
旧郵便貯金が取り扱ってきた商品・各種サービスが名称変更されたうえで事実上引き継がれていますが、ゆうちょ銀行によって提供されているサービスは郵便貯金法に基づく「郵便貯金」ではなく、銀行法第4条第1項の免許を受けたものとみなされ、「預貯金」に準拠した商品として扱われています。
株式上場の経緯
2009年(平成21年)の第45回衆議院議員総選挙の結果、郵政民営化の見直しを掲げた鳩山由紀夫内閣が発足。それに伴い、同年12月に郵政株売却凍結法(平成21年法律第100号)が成立し、民営化の見直しが行われるまで株式市場への上場・売却は凍結されることになりました。
2012年(平成24年)5月8日の第180回国会において、郵政民営化の一部見直しを規定した「郵政民営化法等の一部を改正する等の法律」(平成24年法律第30号)が可決・成立したことに伴い、同法第5条第2号の規定により郵政株売却凍結法は廃止され、2015年(平成27年)11月4日に持株会社の日本郵政株式会社とともに東京証券取引所第一部に上場を果たします。
この際、ゆうちょ銀行の親会社である日本郵政株式会社が保有する株式の11%が株式市場に放出されました。
〜現在(2023年)
2018年(平成30年)9月30日現在、ゆうちょ銀行の貯金残高は約180兆円と、三菱UFJ銀行の預金残高約149兆円を抜き国内最高の残高となっていること、全国47都道府県すべてに店舗(支店・出張所)を展開していることなど、元国有銀行ならではの規模のアドバンテージを多く有しています。
その一方で法律により、ゆうちょ銀行は企業への貸し出しが制限されているため、預金者から集めた資金の多くを債券や株式などの有価証券で運用せざるを得ず、低収益構造が問題となっています。
さらに、ゆうちょ銀行の支店・出張所に併設されている日本郵便が販売する「かんぽ生命」で大規模な不正が発覚し、同社からの手数料収入が減少するなど、厳しい経営環境にさらされています。
ゆうちょ銀行(7182)の業績
ここからは、ゆうちょ銀行(7182)の業績についてチェックしていきます。
売上高 / 純利益率の推移
ゆうちょ銀行(7182)の過去5年分の売上高、および純利益率(当期純利益 ÷ 売上高)を掲載しています。
通貨単位:JPY in Million
過去5年間のゆうちょ銀行(7182)の売上高、および純利益マージンを見ると、売上高増減率は -3.29% 、平均純利益率は 15.84% となっています。また、売上高の年平均成長率(CAGR)は -0.83% を記録しています。
事業セグメント別売上高
ゆうちょ銀行(7182)の2022年度の事業セグメント別売上高を掲載しています。
通貨単位:JPY in Million
ゆうちょ銀行(7182)の事業セグメントは、 銀行業務および関連業務(100.00%) から構成されています。
地域セグメント別売上高
ゆうちょ銀行(7182)の2022年度の地域セグメント別売上高を掲載しています。
通貨単位:JPY in Million
ゆうちょ銀行(7182)の地域セグメントは、 海外(54.60%) 、 日本(30.60%) 、 グローバル(18.30%) から構成されています。
ゆうちょ銀行(7182)の株価
ここからは、ゆうちょ銀行(7182)の株価についてチェックしていきます。
株価に関する参考指標
ゆうちょ銀行(7182)の参考指標を掲載しています。
参考指標 | |
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時価総額 | 4,233,236百万円(01/06) |
発行済株式数 | 3,749,545,020株(01/06) |
配当利回り(会社予想) | 4.43%(01/06) |
1株配当(会社予想) | 50.00(2023/03) |
PER(会社予想) | (連)13.22倍(01/06) |
PBR(実績) | (連)0.45倍(01/06) |
EPS(会社予想) | (連)85.37(2023/03) |
BPS(実績) | (連)2,518.61(2022/03) |
最低購入代金 | 112,900(01/06) |
単元株数 | 100株 |
年初来高値 | 1,197(22/02/09) |
年初来安値 | 944(22/05/13) |
株価推移
ゆうちょ銀行(7182)の過去10年分の株価を掲載しています。
通貨単位:JPY
10年間のゆうちょ銀行(7182)の株価推移を見ると、騰落率が -35.17% 、高値が 1,750円 、底値が 786円 となっています。
ゆうちょ銀行(7182)の配当金
ここからは、ゆうちょ銀行(7182)の配当金についてチェックしていきます。
配当金総額 / 配当性向の推移
ゆうちょ銀行(7182)の過去8年間の配当金総額および配当性向(税引後利益 ÷ 配当金総額)の推移を掲載しています。
通貨単位:JPY Million
ゆうちょ銀行(7182)の配当金総額を8年前と比較すると、騰落率は +1.49% 、年平均成長率(CAGR)は +0.21% となっています。
また、日系上場企業の平均配当性向が30%〜40%と言われている中、ゆうちょ銀行(7182)の過去8年間の平均配当性向は 56.47% を記録しています。
一株当たり配当金推移
ゆうちょ銀行(7182)の過去8年間の配当金推移(一株あたり)を掲載しています。
通貨単位:JPY
ゆうちょ銀行(7182)の一株当たり配当金を8年前と比較すると、騰落率は -96.62% 、年平均成長率(CAGR)は -38.35% となっています。
また、次回の年間配当金は 50円 (中間配当: 0円 、期末配当: 50円 )と予想されています。
ゆうちょ銀行(7182)の配当金はいつ貰えるのか
次回配当金権利付き最終日
ゆうちょ銀行(7182)の配当金(または株主優待)を貰うためには、『権利付き最終日』に株を保有している必要があります。
↓ゆうちょ銀行(7182)の権利付き最終日↓
期末配当:2023年03月29日 / 中間配当:2023年09月27日
次回配当金権利落ち日
『権利落ち日』の市場開場まで株式を所有し続けることで、配当金(または株主優待)を貰う権利は確定されます。
「権利落ち日の市場開場まで」と規程されているため、『権利落ち日』にゆうちょ銀行(7182)の株式を売却しても配当金(または株主優待)は貰うことができます。
↓ゆうちょ銀行(7182)の権利落ち日↓
期末配当:2023年03月30日 / 中間配当:2023年09月28日
有価証券報告書
ゆうちょ銀行(7182)の最新の有価証券報告書は、44732に提出・公表されたものになります。以下のリンクから閲覧可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ゆうちょ銀行(7182)は、「預貯金額で国内最大」「国債主体の運用を近年多様化」「営業は郵便局に委託」「貯金に上限規制」等の特色を有し、将来的には業績の拡大が見込める企業です。
『配当』面に目を向けても、年間配当金(予想)は 50円 、配当利回りは 4.43% に達しており、インカムゲイン銘柄としてもポートフォリオに組み入れておきたいですね。
また、最低購入代金は 112,900円 とそれほど高くないので、投資初心者の方にもオススメな銘柄であると言えます。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m